基調講演

2016年10月12日(水) 10:00-11:30

アネックスホール
F203-F206

同時通訳

免疫学の復権

免疫学の復権

本庶 佑

先端医療振興財団 理事長

医学が人類に果たした最大の貢献は感染症の脅威から抜け出すことであった。20世紀後半の微生物学と免疫学の発展により、ワクチンが開発され、抗生物質が発見された。人類は感染症からほぼ解放され、免疫学の役割は終わったと考えられていた。ところが21世紀に入り、免疫学は新たな復権を遂げ、その影響が医学の幅広い分野に亘ることが明らかになった。すなわち、がん、神経疾患、老化、代謝病、循環器病、自己免疫を含めた炎症性疾患など人類を悩ます大きな疾患が免疫学の発展により新たな治療へ道を切り開くことができると想定される。

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