オープンステージセミナー 10日(水) 13:15 ~ 13:25

シスメックス

加藤 昌彦

事業戦略本部 R&I事業推進部 タンパク事業推進グループ 課長

カイコ-バキュロウイルス発現系を用いた細胞培養用添加因子の生産

分化誘導など培養細胞を用いた実験では様々な添加因子が用いられているが、これらの添加因子は大腸菌や昆虫細胞などを発現宿主として生産された組換えタンパク質が主に使用されてる。当社のカイコーバキュロウイルス発現系はカイコ虫体を発現宿主として使用するユニークな系であり、昆虫細胞と同様の翻訳後修飾を受けた組換えタンパク質の生産が可能である。また、この発現系はカイコそのものを発現宿主として用いているため、生産スケールは使用するカイコの頭数に依存する。よって、昆虫細胞などの培養細胞を用いた発現系とは異なり、生産スケールの増減が容易に行えるという特徴を有しており、大量かつ良質な添加因子が求められる再生医療においての利用が期待される。この系を用いてこれまでに様々な種類の組換えタンパク質生産を行ってきたが、今回、サイトカインや増殖因子など培養細胞での実験に用いられる添加因子の生産事例を紹介する。

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